以前から発達凹凸ありと公表してます我が家の長女、通称「社長」。
生きづらいとひとことで書いても
生きづらさの定義は千差万別。
なかなかイメージしにくいと思います。
ちなみに数字の並びはこんな感じです(こちらについてはまた別記事で詳しく解説する予定です)。
もちろん
この数字だから発達凹凸というわけではないですよ。
子どもの頃はむしろ私の方が変わってたかも。
そして発達凹凸は
男子に比べて女子は少ないと言われています。
相対的に凹凸を持っている少ないのか、診断受けてないだけの女子が多いのか？
社長はもっぱら謎のこだわりを持つのですが、
そういった事例をいくつかあげてみます。
1…順番にこだわる
社長の場合、こだわりが顕著になってきたのは3歳ぐらいから。
とにかく
「最後になる」がものすごくダメでした。
例えば、朝靴下を履く時
自分が最後になるのが嫌だとか。
そういう時は「お母さん靴下下げて」と言われてました（笑）。
初めは「靴下脱いで」だったかもですが、履き直すのめんどくさいからヤダ。と言ったかも。
逆に一番になりたい。はないのです。
これは次の事例にも通じるものがあるかもしれません。
2…何かの活動をする時、グループに女の子が自分だけだと動けなくなってしまう
これは小学生になってから強まりました。
夏ぐらいから男子がふざけるからイヤ。発言が増えてきて、
秋から通い始めた放課後デイサービスも顔を合わせる女の子は1.2人。
通級指導教室の小グループ活動(5.6人)は男女半々ぐらいなのですが、
先日学級閉鎖で他の女の子たちが来れなくなり、
男の子の中に自分だけと分かると明らかに落胆。
活動はできずに見学しました。
習い事でも一度女の子が自分しかいない時があり、
ほとんど参加できずに
持ち時間一時間が終了。
それもよりによって
保護者見学デー。
付き添った私の母(社長の祖母)がひどくがっかりしていました。
おいさんに話すと「習い事辞めさせる」という話にまでなりかけました。
社長は
「仲間はずれになりたくない」という意識が
過剰に出てしまうようです。
グループの中に女子1人、
別にどうってことないのですが、
社長にとっては耐え難い状況となってしまうのです。
その後、
女子1人で活動するからと言ってイヤだとかやらない。は無し。
社長のためだけに先生も他の子も動いてるわけではないから
周りにとても迷惑がかかる。
でももしほかの男子がからかったり、叩いたりという行動に出たからイヤだというのならまた別問題。
それは先生に相談しよう。
このことを何度も繰り返し言って聞かせました。
その成果か次の時の習い事は頑張れたようです。
3…お気に入りのものが足りないとパニック
髪の毛のカラーゴムをたくさん持っている社長。
でも、片付けられないので時々家の中でカラーゴムが行方不明に。
残り何本かあるからいいじゃない。
と言っても
「それじゃあ残ってるのが一本しかない。カラーゴムさんが仲間はずれ！」
と、謎の仲間意識を持ち出します（笑）。
自分と物に対しては目が行くけれど、
相手の気持ちを考えたり配慮するのはまだ難しいようです。
そういったことも少しずつ理解できる助けとなるように
耐え難い苦痛と感じていることを
大丈夫だと少しずつ解きほぐしていく。
特に発達凹凸さんは
目の前に自分の耐え難い状況が来ると、
周りが見えなくなってしまいます。
社長は決して物分かりの悪い子ではないので、何度も言ってやれば分かってくれることと信じています。
発達凹凸さんとの向き合いには根気が必要ですが、
時間をかけて取り組んでいくことで希望が見えてくると思います。
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