定年になったら故郷へ戻ろうとか、
心機一転知らない土地で一から新しい生活をしたいと考える人は少なくありません。
駅からちょっと車を走らせると
こんなのどかな風景が広がっています。
が、帰省や旅行で数日滞在するのと、
ずっとその土地で暮らして行くのは違います。
一都二県(東京西部、東京寄りの埼玉と神奈川)しか在住経験のない都会育ち寄りの私ですが、
もし米子で暮らすとしたら必要になるであろうスキルについて考えてみました。
1…車の運転がスムーズにできること
米子に限らず公共交通機関があまりなかったり、
あっても家が最寄りの駅やバス停から遠かったりすると
移動手段は必然的に車になります。
車の運転ができないと本当に行動範囲が限られてしまいます。
義実家の辺りはスーパーやコンビニが徒歩圏内にあることはあるのですが、
食料品をまとめ買いしたりするには
やはり車は欠かせません。
都会で二台以上車を持っている人はかなりの車好きかお金持ちに限られますが、
こちらでは義実家も含めて
ごく普通の家庭でも
一人一台車を所有しています。
2…地域の付き合いにマメに顔を出せること
団塊の世代である義父母はほぼ勤め人としてはリタイアしていますが、
ちょこちょこ地域の用事で出かけています。
こういった付き合いを面倒がっていては地域になじむことはできません。
Uターンではない
私のようなよそ者はなおさらです。
コミュニケーションがあまり得意ではなくとも
自分から行動していくことは大切だと思います。
3…光熱費の凄さにビビらないこと
西日本だからか温暖と誤解されることもしばしばあるのですが、
冬は東京よりもずっと寒いです。
年末年始に帰省すると雪が積もっていることもしばしばあります。
もちろん夏は夏で暑く、
この夏の猛暑の影響はもろに受けており、
最高気温は連日37、8度。
夏暑く、冬寒いのです！
当然家の中はエアコンがフル稼働です。
それだけでは足りず、
冬は石油のファンヒーター、
夏は扇風機も併用です。
光熱費を考えると恐ろしくなるのですが、
生活費の中でも
光熱費が相当のウェイトを占める
ことは覚悟しておいた方が良いでしょう。
番外編…健康を維持すること
これはどこに住んでいても大切ですが、
車がメインの移動手段である米子では
自分もしくは家族に
車を運転できる人がいないと
本当に何処にも出られなくなってしまいます。
高齢になった時に免許をどうするかという問題もあるのですが、
できるだけ健康寿命を伸ばせるようにしたいものです。
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