今では不眠とは無縁の私ですが、
子どもの頃はもう少し敏感でした。
ちょっとこわい映画なんぞがテレビでやっていると
トイレに行くまでの
廊下の電気を全部つけていったものです。
夏になると、ホラーものや戦争ものなど、
ショッキングな映像を見る機会が増えます。
一日テレビがついてるような家だったのでついつい見てしまうんですね。
そして、その時の映像を思い出すとこわくて眠れなくなってしまうのです。
小学五年生ぐらいだったでしょうか、
布団に入ったものの、
どうしても眠れない時がありました。
目をつぶっても脳裏にこわい映像が蘇ってしまうのです。
かといって翌日は学校(夏休みだったかもしれませんが、ラジオ体操で早起き必須)。
今みたいに眠れなきゃジャンクフード片手にネットだのスマホだのとことん見てやるぜ！
というわけにもいかず。
眠れないよー。と、母に言いに行きました。
母はまだ起きていました。
その後私が眠るまで付き添ってくれたかは覚えてないのですが、
「眠れなくても横になってれば体が休んでるから大丈夫」
と言われたのです。
眠らないとダメなんだ！
という思い込みがフッとゆるみました。
以来、寝つきが良くない時も
休めてるから大丈夫。
と思うといつのまにか眠れるようになりました。
今は眠くて眠くてたまりませんけどね！
眠れなくて悩む時は
大丈夫、身体は休めているよ。
と、思うようにすれば
少し心が軽くなりますよ。
気持ちがリラックスすることで
快適な睡眠ができるかもしれません。
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