携帯やスマホの普及で自宅の固定電話がない家庭も増えました。
でも、我が家はまだ固定電話を引いています。
FAXなしのシンプルな電話機。←そもそももうFAXってほとんど使わない。
あんまり使ってないのでホコリが目立つ(汗)。
理由は義実家が遠く、また一度電話するとかなり話が長くなるので料金のことなど考えると廃止できないのです。
というわけで今日は固定電話のエピソードをひとつ。
それは私が結婚してまだ間もない頃。
当時は電話機もおいさんの一人暮らし時代の古いものを使ってました。
狭くて玄関開けたらキッチン(脇に洗濯機置き場)という最初の家に住んでいた時の話。
20年前からおいさんの帰りが遅いのは変わらなくて、私は一人で夕飯食べてたのだと思います。
そこへ滅多に鳴らない家の電話が鳴ったのです。
電話を取ると年配の男性の声で「さとうさんですか?」
もちろん違うので「違いますよ」と返事。
普通ならそこで電話は切れますが、
話は続きました。
「いやー、昔の知り合いがこの番号だったもので。もう長いこと連絡していなかったのですけどね、
久しぶりに元気かな。とかけてみたのです。
もう違う方の番号なのですね。失礼しました」
これだけのことだったのですが、なんとなく、知り合いの方と連絡がつくといいな。と思いました。