昨日で震災から8年経ちました。
当時都内で勤務中だった私はこの日会社に泊まり、
翌日動いている電車を少しずつ乗継ぎながら帰ってきました。
今では非常時に職場に泊まって過ごすことは考えられないのですが、
当時は以下のような理由から会社に泊まり帰宅難民にならずに済んだのです。
1…引き取りに行かなければならない家族がいなかった
今ですと学校や保育園に子どもたちを迎えに行くため、帰る必要がありますが、
この時はおいさんと二人暮らしでした。
お互い大人なので、
泊まるか帰るかは本人の考えでよかったわけです。
おいさんは会社の人たちと途中まで車に乗るなどして帰宅難民にはならずに深夜に帰宅していました。
2…ライフラインがあった
会社の電気はついています。
水も出ます。
エアコンも動きます。
電話もかけられます。
近所のコンビニはほぼ売り切れでしたが、
何とかサンドイッチを確保できました。
ここまで一泊可能な環境が揃っているのですから
無理して帰る必要はないと感じました。
3…一緒に泊まる人がいた
職場の先輩(もちろん女性)が一緒に会社に残り、泊まりました。
事態が事態ですから
あまり会話した記憶はないのですが、
一緒に残ってくれる人がいるだけで
なんとなく安心感がありました。
こんな感じで震災当日と翌日は過ごしました。
日本のどこで大地震が起きてもおかしくないですが、
上記のような条件が揃っていれば無理に帰ることなく、
その場にとどまり様子を見るのも一案だと思います。
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