社長が体操教室の昇級テストに合格しませんでした。
運動能力の底上げと、
楽しく体を動かして欲しいからと
習い始め、
現在年三回、各一週間の短期集中講習を受けています。
今回は四回目。
テストの日のみ保護者見学ができるので、日頃の頑張りと、実力発揮を祈るような気持ちで見ていました。
一生懸命やっているものの、
かなりビビリの社長。
本来極度の運動音痴ではないと
思うのですが、
飛び箱に勢い良く向かっていけず、
踏み切ったところで失速します。
それでも、これまでの感触では昇級基準は甘めでオマケ合格のような時もありました。
だから、ひょっとしたらとも思ったのですが、
残念でした。
他の種目は合格の項目もあったのですが、一つでも基準に達しないと進級証がもらえません。
レベル別の小グループでのテスト、
同じグループの子たちが
笑顔で進級証を受け取る中、
自分だけが進級できなかったという現実。
辛かったと思います。
泣いてはいなかったものの、
かなりションボリしているのがわかりました。
普段は帰ろうと言ってもなかなか帰らずロビーで絵本を読んだりしているのに、
この日ばかりは
「もう帰る！」
と、かなり機嫌悪し。
結果的に進級はできなかったけれど、
前回よりできる項目は増えたこと、
この悔しい気持ちこそが
次回頑張る力になることを伝え、
約束通り近所の喫茶店でお疲れ様のティータイムをしました。
ケーキが日替わりなのですが、
幸運にもこの日は好きなケーキが店頭に並んでいて、
私と半分こしながら
喜んで食べていたのですが、
上機嫌も長くは続かず…。
師範の食事の用意もあるので、
早々にお店を後にしました。
帰り道でも気持ちを引きずっているようで
「お母さんはこれが出来なくて困ったなんてないんでしょ？」
とふてくされ気味。
えーっ、子どもからすると、大人ってそんなに万能に見えるんだ。
むしろ人より挫折経験多いんですけど。
すかさず助け船出します。
「そんなことないよ。お母さんだってテストに合格できなかったり、
自分のやりたいことが出来なかったことだっていっぱいあるよ。
今のお仕事のための試験だって一回落ちてるの。」
「そっかー。
…お父さんに今日のテストの結果言わないでね」
「言わないよ。もしテストどうだった？って言われたらどうする？」
「内緒ってことにして」
「いいよ。女の子チームだけのヒミツにしよう」
これからの人生でこんな出来事は一度や二度ではないと思います。
でも、大事なのはそこから何を学ぶか。
この悔しさを感じ切って、
新年度から次の頑張りにつなげていってほしいと思います。
自分の特性はもちろん
お子さんや周りの人の特性も
数字で分かってしまいます！
イラスト作成については
こちら
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